欄間の原型となるものは平安時代に形づくられたというが、当時は機能性を主にしたもので、装飾などを施したものでは無かった様だ。これが鎌倉時代になると書院建築に取り入れられるようになる。そして、美術工芸として大きく花開いたのが、桃山時代から江戸初期にかけて発達した大書院建築の中に取り入れられ、彫刻などの入った豪華な欄間が作られるようになった。
ただ、欄間が取り入れられたのは、威厳を保つような仏閣や城などの建築物だけで、一般の住宅建築に見られるようになるのはまだ先のことだ。江戸時代の中期になると豪商と呼ばれる様な商家にも欄間が表れる。客間や離れのような特別の部屋に付けられたようだ。
欄間の代表的なものは、立体彫刻を施した工芸品のような彫刻欄間と呼ばれるもので、富山県の井波彫刻が有名だ。一枚板をくる抜いた彫刻で、両方の部屋から見ることができる。このほかにも透かし彫りと言う線彫りを活かしたものや象嵌の技術を使ったもの、木を組み込んで模様にしたものなど種類は多い。
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▼著名な獅子頭制作所 獅子頭制作
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